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Longer Tweets

便所 夏蝉 バグバグバグ

昨年に引き続きお盆を湖畔のキャンプ場で過ごした 今年も色々あったが、カマドウマ君との戦いについて書き残す。それは永遠のような、実際には30分も経っていないのだろうが、しかして歴史に残すべき戦いであった。 「今夜、日付が変わったくらいに帰ります…

今のうちに 最終日

目を覚ましたのは朝の六時半で、ほっと胸を撫で下ろす。昨晩はお酒を飲んですぐに眠ってしまった。一度も目覚めることのない深い眠りで、遅くも早くもない時刻に目を覚ます。パーフェクトな睡眠。 シャワーを浴びる。朝ご飯を食べる。荷物をまとめる。ベッド…

酔っ払って書いた記事 27日目

行動時間は今日が最後。明くる日私は昼過ぎに空港に向かい、シドニーで3時間のトランジットを終えたのち日本へ帰る。到着予定時刻は朝の五時。嫌な顔一つせずに迎えに来てくれる小学校からの親友を誇りに思う。でもまだ貴方へのお土産買ってないごめん。 深…

体調悪い 25日目

1日で250gのチョコレートを食べたら体調崩した。あの暴力的な甘さは、お菓子とジュースをやめてから一年経つ身には荷が重かったようである。そこはかとない倦怠感。 羊、牛、パスタ、トマトを合計1kgくらい腹に詰め込んだ。水を大量に飲んだ。今宵、枕元のペ…

瑞々しい夏 24日目

連日カフェや図書館に篭って文学フリマ用の原稿を書いた。まずまずの駄文が完成したと思う。 作業も昨日で一段落、今日は水族館に遊びに行った。なんでも、水中のトンネルからサメが優雅に泳ぐ様子を眺める設備があるらしい。 海沿いの道はジョギングコース…

これだけ 23日目

コーヒーを飲んだ。こちらのコーヒーは水っ気が多く、さっぱりしている。結構好き。

爪切りと参与観察 22日目

今日も昨日と変わらないか、それ以下の一日を過ごした。大学生の群れに混じって歩いてみたり、話題のご飯を食べてみたり、フラフラと公園を散歩したり。 爪を切った。十徳ナイフに付いた小さなハサミを使って爪を切るのは何回やっても慣れないもので、今日も…

動物園に行く 21日目

朝食のチョコシリアルをソシャソシャと口に運びながら考える。私がチョコシリアルを食べるのは、シリアルを食べ終えたお皿に残る、ほのかに甘い香りが付与された牛乳を飲むためではないのか、と。 昨日から滞在しているオークランドはニュージーランド最大の…

元気いっぱいのハンバーガー 19日目

キッチンに置いていたベーグルが紛失していたので、「ご自由にお持ちください」の箱にあった卵とパンで朝飯を済ませる。そこにあった牛乳もついでに飲み干す。この国の牛乳は甘みが少なくて不味い。 チェックアウトを済ませて街中をぶらつく。この街にまた戻…

なんでもない日 18日目

明日この街を去る。この街の美しい夕焼けを見られるのは、今日が最後だ。 意気揚々と、普段なら気後れする洋服屋を巡る。『極度乾燥(しなさい)』では、店内に並ぶTシャツの「自動車潤滑」が面白すぎて爆笑してしまった。近くにいた夫婦に意味を聞かれたので…

人生初、ひとりで服を買う 17日目

トレッキングに向かったら、立ち入り禁止の看板があった。がっかりして街へと引き返す。 植物園へ行くも、どうにも元気が出ない。思い当たる節として考えられるのはやはり、朝からリンゴ2つしか食べていないことだろうか。道の両脇に美しく咲く花が美味しそ…

女王にふさわしい 16日目

テカポ湖からクイーンズタウンへ向かうバスの道のりは、それはそれは壮大なものだった。正面に続く道路の写真は撮れないので、ネットで見つけた写真を貼っておく。 ミルフォードサウンド 交通アクセス - Cruise Milford 超、ドライブしたくなった。 クイーン…

何故なら、 15日目

黒く変色したバナナを、砂糖をたんまり溶かした紅茶で胃の奥へと流し込む。 今日は天気がいい。昨日は敬遠した迂回コースでの登山を決意する。 同室の日本人が今日宿を発つというので、チェックアウトを済ませた彼としばし土産物屋を見て回る。来月から社会…

山・コーヒー・肉 14日目

昨夜は結局、深夜零時に月の消えた星空を見に行く、なんとも贅沢な夜更かしをしてしまった。「俺は今、宇宙空間を見ているな?」と、よくわからんことを確認したので、いい夜更かしだった。 宿に滞在した人が置き去った食料が詰まった箱があるのだが、そこに…

見渡す限り 13日目

午前十時ごろに目を覚ます。多分、変な夢を見た。 シリアルとパンのみの簡単な朝食を済ませ、トレッキングに向かう。 スタートはテカポ湖から流れ出る水が川を形成する場所。生まれたての川と、しばし並走。 しばらく進むと道は林の中へ。川に別れを告げて、…

This is earth. 12日目

閉じかけた瞼に飛び込んできたのは丘陵と形容するにはあまりに壮大な、圧倒的な「地形」であった。 なだらかな斜面には羊がたむろしており、ぼけっとした顔で草を食んでいる。近くで寝そべる牛、動き回る馬、地形、地形。 目が離せない美しさだ。高速で走る…

風吹く冷夏 11日目

クライストチャーチで10日あまりを過ごした。車があれば一周するのに3分とかからない小さな街だ。 季節は夏の終わり頃。カラッとした気候で、山から降りてきた涼しい風に吹き荒らされる毎日だった。 背の低いビルの隙間を縫うように走るトラムは、おかしな表…

コロナの影響 10日目

そろそろこの街から移動する。旅を終えて、そのキラキラした部分だけを飾るインスタグラムのための写真を撮って1日を終えようと思ったが、別にいいやと考えて、またぞろ本を読んでスーパーで買い物をしていた。 ニュージーランドで初のコロナウイルス感染者…

空とサチエとスクラップ 8日目

今日は無風の曇天で、宿を一歩出た途端にむわりとした熱気に包まれる。そういえば今は夏だった、と1人で納得する。 ちょうど古傷が疼くような街の気候、それをトヨタの自動車が気怠そうに掻き回している。 ふと空を見ると、遠く離れた向こうに雲の境界線が見…

クライストチャーチで麻耶雄嵩 7日目

このところ毎日足繁く図書館に通っている。 昼前に起き出しシリアルと塩っ気の少ないサラダをマンゴージュースで流し込む。歯を念入りに磨く。 15分ほど歩いて図書館へ。途中何度もトラムとすれ違う。この滞在中、自分が乗ることはきっとない。 日本書コーナ…

博物館と慣れ 5.6日目

昨日は入場無料のカンタベリー博物館に行った。 趣のある館内に所狭しと並ぶ展示品。ジャンルも多彩で幻の巨鳥モアの化石からダースベイダーのお面まで。ごった煮と称せばそれまでだが、不思議な統一感で結ばれている気がする。多分、仄暗い照明が見せた錯覚…

図書館に行く 4日目

多少体調が改善したので、市街を観光。新設された図書館は規模も大きく、また蔵書数も多い。日本の雑誌や小説も数多くあった。 知らない言語に飽き飽きしていたので、しばし読み耽る。予想だが、この街での暇つぶしは主にここで行うことになるだろう。 目に…

また3日目

目を覚ますたびに時計を確認するも、たいていの場合は1時間しか経過しておらず良くて1時間10分。 空港の硬い椅子は、どうやら断続的な浅い眠りに適しているようで、何度も目を覚まし時計を見遣り絶望する夜を過ごした。 昼過ぎにようやく空港から這い出し、…

3日目

空港に降り立ったのは深夜1時を回る頃だった。 シドニーからクライストチャーチに向かう便は当然のことながら東洋人が少なかった。同じように不安を感じていたのだろう、話しかけてきた韓国人のカップルと拙い英語でコミュニケーションを図ろうとするも、お…

エラー祭り 1、2日目

「え、じゃあ乗れないんですか?」と聞くと、受付のお姉さんは笑みを絶やさぬまま「申請が間に合えば問題ないですよ」と言い、URLが書かれた紙を手渡してくれた。 羽田空港国際ターミナル。荷物を預けようとオンラインチェックインを試みたところ「エラー 係…

北海道に曇と往け【覚え書き】

親友が札幌で一人暮らしを始めたので遊びに行った。2週間、車であちこちを回った。 陽のあるうちに走り、暮れたら風呂入って寝る。宿は車かテントの二択。旅中の宿泊費は合計0円だ。 楽しかった。以下、覚え書き。 ・シカ注意の看板が普通にある。それ以上…

四畳神話体系【覚え書き】

縁があって十二日間を湖のキャンプ場で過ごした。あてがわれたのは4畳のバンガローだった。俺の主な仕事はボートとカヌーの貸し出し。状況に応じて雑用。 起床は5時。日が昇る時間。 6時に朝食。ひとつ2円の卵は割る時に中身が飛び出す。 9時にお茶。毎日…