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また3日目

目を覚ますたびに時計を確認するも、たいていの場合は1時間しか経過しておらず良くて1時間10分。

空港の硬い椅子は、どうやら断続的な浅い眠りに適しているようで、何度も目を覚まし時計を見遣り絶望する夜を過ごした。

昼過ぎにようやく空港から這い出し、市内へ向かうバスに乗り込む。左側通行のこの国は、日本よりも多くの日本車が走っていた。

停留所で乗り込んで来て隣に座ったおじいさんが前に座る人に何かを囁いている。

と思ったら俺にも何かを囁いてきた。何も聞き取れなかったので、前に座る人と同様に「OK」と返す。

 

宿のチェックイン時間まで少し間があったが何のやる気も起きず、道端のベンチでボケッと過ごす。

部屋は2段ベッドが4台設置された8人相部屋で、アジア人は私だけであった。部屋に入るなり「中国人…?」と聞かれたので「日本人」とだけ返す。

荷物を置いて近所のスーパーに赴く。水と炭酸水を購入。

宿に戻り、二段ベッドの上段にあぐらをかいて、バスや宿泊施設の予約を取る。3月9日の予定まで確定させたので上出来だろう。

そういえば今日は何も食べていなかった、と思い立ちまたもやスーパーへ。途中で「妻が病気で寝込んでいる。金をくれ」と絡んで来た男を言葉がわからないフリでテキトーにやり過ごす。

しかし悲しいことにスーパーは閉まっていた。まだ夜の21時なのに。日本の感覚で動いてはいけない。夜は危ないという、当たり前の概念を身体に刻み付ける。

宿に戻って熱いシャワーを浴びる。多少スッキリした思考で、異臭を放っている靴下のみを替えることにする。

共用のキッチンには知らない音楽が流れており、知らない言葉で盛り上がっているカップルしかいなかった。冷蔵庫から炭酸水を取り出し、飲む。少し炭酸が弱い。

腹減ったな。

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