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人生初、ひとりで服を買う 17日目

トレッキングに向かったら、立ち入り禁止の看板があった。がっかりして街へと引き返す。

 

植物園へ行くも、どうにも元気が出ない。思い当たる節として考えられるのはやはり、朝からリンゴ2つしか食べていないことだろうか。道の両脇に美しく咲く花が美味しそうに見えてきた。大人しく街に引き返す。

 

料理の手間すら惜しくケンタッキーに駆け込む。写真を撮るのも忘れてかぶり付く。私の身体は大きさの割に燃費が良く、少ない燃料でよく走ることが自慢だったのだが、ガス欠時に使い物にならなくなることを再確認した。

諦めて市街観光に切り替える。今回の旅でもっとも滞在する時間が短いが、この街は魅力と活気に満ちている。見て回る時間を少しくらい増やしたいと思っていたのが正直なところでもあった。

 

ふと立ち寄った雑貨店(極度乾燥ではない)で、奇抜な服を買った。ニュージーランドの先住民族マオリの伝統的な衣装を模したもので、全ての要素が面白く、まあ言ってしまえば一目惚れだった。本当に気に入ったものに出会える経験は少ない。いい買い物をした。

一人で服を購入したのは人生で2回目で、1回目は大学一年生の夏、ユニクロで鼠カラーのパーカーを買った。必要だったから買っただけで、それを買い物と称するかは各人の判断に任せる。

 

思うに、極端なものが好きなのだと思う。普段着ているTシャツは千円以下のものばかりで、そのほとんどが無地である。

しかし今回買った服は奇抜も奇抜、これを着て大学に行こうものなら、普段の私を知る友人諸君は、ヤツめ、ついに気でも触れたか、と思うことだろう。

極端なものが好きなのだ、多分。見ただけで価値がわからないものに価値を感じないので、それなら安いことに価値を置く。結局、全ては身に着ける人間次第だと思ってしまうのも事実だし。

めちゃくちゃ変なもの。見ただけで「なんだそれ!?」と思うもの。それならば、そこに価値を置くので、変わったものであればあるほど、良い。

伝わっただろうか。多分伝わっていない。まあ、「気に入った服を買ったぜ!いいだろ!」ってことだ。いいだろ〜へへへ。

 

人々の喧騒を尻目に日は沈む。明日も昇りて、また良き風招せ。

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