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山・コーヒー・肉 14日目

昨夜は結局、深夜零時に月の消えた星空を見に行く、なんとも贅沢な夜更かしをしてしまった。「俺は今、宇宙空間を見ているな?」と、よくわからんことを確認したので、いい夜更かしだった。

宿に滞在した人が置き去った食料が詰まった箱があるのだが、そこにバニララテがあった。ありがたく拝借して、のんびりと寝ぼけ眼が開くのを待つ。

今日もトレッキングをする。昨日とは打って変わって急斜面の上り坂が続く、標高1000mの可愛い山を登る。

道中は鬱蒼とした林の中を、テキトーにスイッチバックしながら登るものであった。すれ違う人とにこやかに挨拶を交わすのは日本と共通であった。

頂上付近になると途端に景色は一変し、雄大な自然が眼前に広がる。高いところから見下ろす平原はこれまた格別、と言いたいところだが小雨がパラついており、視界はあまり良くない。気温も6℃と汗を冷やす温度だったので、頂上に店を構えるカフェに入る。

コーヒーとチキンのサンドイッチを注文する。肉もコーヒーも大好物だが、口にするのは二週間ぶりであった。どちらも、本当に美味しかった。コーヒーをちびちび飲みながら、晴れ間を待つ。幸いあまり待つことなく、天候は好転した。

 

カフェを出て、思わず息を飲む。360度どこを見ても、黄金色の平原がどこまでも続いているのだ。これを絶景と言わずしてなんと言おう。

気に入った一面で自分の写真を撮ろうと思ったが、周りに人がおらず、セルフタイマーをかけて全力ダッシュするハメになった。上手くいったと思うので、お持ちの方は俺のLINEアイコンを確認されたし。

あまりの絶景は多分ずっと飽きないので、名残惜しいが別れを告げて下山する。

 

スーパーでラム肉を買った。昼間に食った肉のせいで、歯止めが効かなくなってしまったのだ。この国はリンゴより羊の方が安いし、と言い訳の様に唱えながら頰を緩ませて宿に戻り、肉を冷蔵庫に大切にしまう。

シャワーを浴びて、もののけ姫を見た。各種サブスクで見られる作品が制限されているので、雰囲気にも合うこの作品をチョイスした。正解であった。

 

肉を、食べるのだ。味付けは最低限の塩胡椒に留め、肉本来の旨味を味わうのだ。

テラス席を陣取り、目の前の湖と羊に想いを馳せながらいただく。うん、うまい。

 

日が沈んだので星見に出かける。月が明るくて星は少なかったが、それでも多いし月だって星だ。半分の月だが、普段目にしているモノより数倍明るい。そう思うと、新鮮な星空であった。

今日もいい一日だった。

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